クリエイターEXPO 2016 終了しました

booth

クリエイターEXPOにて、足を止めてくださったみなさま、
作家さま、応援してくださったみなさま、誠にありがとうございました!

初参加の商談イベントでしたが、多くの出会いと反省とともに、なんとか無事会期を終えることが出来ました。

・絵についてお褒めの言葉をたくさんいただいた
・仕事のご依頼、お話をいただいた

と、いいこともたくさんあったのですが
人疲れと、圧倒されたのと、自分の力不足をとても感じました。笑

せっかくなので、プロアマの境目でうろうろしている絵描き目線で、成果をまとめてみたいと思います。
いままで個人でのお仕事の実績は少なく、出展でどんな影響があるのか、自分自身でも全然わからない状態での参加でした。
※あくまで出展者側の事情ですので、お客さまや、興味のない方はどうぞ読み飛ばしてくださいませ。

数字のまとめ

用意したもの 数量 配った数 余った数 反省
チラシ 1025部 855部 170部 多すぎた
名刺 880枚 113枚 767枚 多すぎたけど今後も使おう
イラフォト
(過去に発行した本)
15冊 14冊 1冊 特になし

<チラシについて>
多すぎでした。過去参加された方のブログ等を参考に軽い気持ちで1000部にしたけど、ティッシュ並みに道行く方々に配ることに…。
闇雲に配っても迷惑に思う方もおられますし、私の場合は自分から手に取ってくださる方や、少し興味を持ってくださった方にお渡しするほうが、やり方として合っているかなと思ったので、400くらいでもよかったなと反省。(でも855配った…これが今回いちばん頑張ったことでした。。)

<名刺について>
これも、チラシが1000なら800くらいかな?と軽い気持ちで発注しました。
チラシと違って今後も使えるものなので、刷りすぎたけどあまり焦って配りはしませんでした。でも多分300くらいでよかった。

<イラフォト(冊子)について>
これはもともと販促用でない、過去に発行した作品なので、もし近いタッチを求めている方がいればその方だけに渡すつもりで、ほんの少しだけ持って行きました。偶然だけど数がちょうどよくてよかった。

販促物の反省点まとめ

■ブース
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大きいポスターを用意している方達も多いイラストレーターゾーンの中では、比較的文字が多いブースだったと思うんですが、ぱっと目に入って、じっと読んで、手もとのファイルに目を落としてくださる方が多く、意外によかったです。でも、次回があればもっと絵を増やします。笑

大きなポスターがないとスペースがしょぼく見えるかなあと心配してたんですが(でも手に余るので作る気はなかった…)、他の方のブースは迫力あるしクオリティが高くてかっこいいなと思いつつ、自分と同じ貼りパネのみのブースでも目に留まる素敵な方がいっぱいいたので、工夫次第でかけた金額はあまり関係ないのかなあと感じました。

ちなみに使用したハリパネはB3サイズ(多分)をいくつかに切り抜いたものです。
写真に写っている人物のイラストパネルふたつが、横並びでB3におさまる大きさです。
思ったよりブースが広くてB3だと全然小さかったです。
床面積は2畳くらいある印象でした。

■チラシ
mitsuoriC_tate_omote_web mitsuoriC_tate_ura_web
A4三つ折。なんとなく、手紙っぽく読んでもらえるかなあと、三つ折にしてみました。
来場者の方はとにかくチラシをたくさん受け取られるので、「後で見よう」となりがちだけど、三つ折だと一応その場で開いて見てくださる方も多かった気がします。

冊子だとかさばるのであえてチラシにしてみたのですが、やっぱりペラ1より冊子の方がよかったかなあと思いました。魅力的な絵が1枚だけ載っているよりも、具体的なお仕事がたくさん載ってる方が、商談では良さそうです。
次回があれば、A5サイズ8〜16Pくらいの冊子を作りたいです。

■名刺
表1 表2 表3 表4 裏面
絵柄ちがいで4種作成。表にイラストの顔アップ、裏に全身とQRコードがあります。
完全な自己満足で4種作ったけど、喜んで選んでくださる方が時々いて、とてもよかったです!(どうでもいい方にはすごくどうでもいいと思いますが)

これは、せっかくカラーで発注したのに、ブラウン(サイトのテーマカラーと同じ)がほとんど黒に近い色になってしまって残念でした。
というか、4種類なんだから4色違いで作れば良かった。。(あとで気付いた)

■作品ファイル
イラストの生原稿をたくさん入れてたのですが、隣にその完成verの絵がある方がよかったと思います。(この絵がPC加工でこうなります、と説明できるので)

あと、過去のイラストのお仕事が少ないことは自覚していたけど
実際のお仕事でなくても、具体的な案件「っぽい」作品をたくさん用意すればよかったです。
雑誌の誌面をレイアウトして、自分の絵を配置するとか。
Tシャツやマグカップに自分の絵を載せてグッズ展開を見せるとか。
みなさんの反応を見ていると、完成度が高ければ、別にそれが実際に仕事で作ったかどうかはあまり関係ないようでした。

■(おまけの)WEB作品
イラストのほかにWEBサイト制作もやっていることをどうお伝えするかについて。
ポケットWi-fiは今持っておらず、PCも重くて(…)いやだったので、「タブレットのローカルに自分のサイトのhtmlファイルを保存して見せる」という荒技を使ってみました。
でも、結局タブレットをお見せしたのは2〜3人の方だけだったと思います。
WEB制作は需要が高いので、「WEBもやってるんですか」とお声掛け頂く事は多かったけど、必要な方はあとでサイトを見てご連絡くださるし、今回はイラストのためにブースを出したので、これで充分だった(なくてもよかった)かな?と思います。

その他のこと

・佐川さんがブースまで荷物とどけてくれた
チラシが初日の午前着だったので、ソワソワしてたんですが
ちゃんと会場内のブースまで届けてくださいました。よかった。
でも荷物はできればやはり前日の準備日に受け取った方がいいですね。それか自宅から持参。あたりまえか…!

・お昼ごはんと飲み物必須
外に出ることもできるけど、ビッグサイト内のレストランやコンビニを利用したとしても、出て戻ってくると結構時間がかかりそうなので、朝来る途中に買ってくるのがおすすめです。
夏だから…!飲み物は500mlペットボトルぜったい2本以上…!

・ごはん食べる休憩スペースあった
多分ブース内も飲食禁止じゃない(?)けど、もぐもぐしてると見た目が悪いかなあ…と思ってたら
休憩スペース(ラウンジ)がいくつか、ちゃんとありました。
お昼時はいっぱいだったり相席してたりしますが、早めか遅めなら座れるし、ぱぱっと30分くらいでブースに戻れて、よかったです。

成果について

実績少ない若輩者が出展して、肝心の成果はどうだったかといいますと、
頂いたお名刺と、お仕事のお話(具体的なものから、何かあれば連絡します〜というものまで含めて)は3日間で合計約50件ほどでした。

相対的に見て多いか少ないかはわかりませんが、
私としては、本当にもったいないくらい多くの、ありがたいお話を頂いたと思っています。

また、直接のお仕事のお話だけでなく、ここに書いた反省点を把握できたことも、大きな成果のひとつです。
作家の方達とお話しできたこと、みなさんの作品と売込みを間近で見られたことは
今後のために本当に勉強になりました。
それに尽きます。

自分の備忘録としてまとめましたが、
今後出展される方の参考にも、もしなれば幸いです。

個人的まとめ

個人的な感想として。たくさんの作家さんがおられて、圧倒されました。
そして、大げさかもしれませんが自分の人としての在り方と、お仕事への向き合い方について考えさせられました。

すごく傲慢かつ、ポリシーとしては月並みかもしれないのですが、この大勢の中で、商品を買い叩かれる半端なイラストレーターになるよりも、ここに来なくとも頼んで頂ける存在(作家)になりたいと思いました。
(一線で仕事をされているたくさんのプロの方たちの中で、私が中途半端な武器で戦っても、中途半端なプロにしかなれないという意味です。私は私の武器で、この方達と肩を並べたいなあと思いました。)

私はイラストだけでなく、WEBもやるし漫画も描きたいし手芸も好きだし文章も書きたくて、いろんなものを作っています。
なので、自分の売りをはやく、商品として買って頂ける形に昇華して、名指しで注文頂ける者になりたいなと、いつもいつも思っていることを、更に強く思い直した3日間でした。

以上。

3日間お疲れ様でした。
ありがとうございました!

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